大正初期に建造され、昭和44年(1969年)3月まで本店壱号蔵として稼働していた古い酒蔵を、酒造資料館として公開している。昔ながらの酒造工程をそのまま保存し、清酒が生まれるまでの作業内容をわかりやすく展示する。映写ホールのほか、各所に説明用のビデオが設置され、洗米、蒸米にはじまり、麹取込み、もと仕込み、上槽、滓引き火入れ、貯蔵、さらに樽詰まで、脈々と継承されてきた伝統の酒造りの一部始終を知ることができる。利き酒コーナーや売店、多目的ホールもある。2018年4月からは、酒蔵としては世界初の常設型プロジェクションマッピングシアターが登場し、迫力のパノラマ画面で映像が楽しめる。