tamaki niime は、アーティスト・玉木新雌が立ち上げた「概念を超えるものづくり」を追求するクリエイティブ集団。理想の布を追い求める玉木は、播州織の職人との出会いがきっかけとなり2009年兵庫県西脇市に移住。自ら織機と向き合い、一点もののショールや洋服をクリエイションし、産地のものづくりに新たな可能性を示す。拠点となる tamaki niime mura では、織・編み・染色・洗い加工・縫製・販売・発信を一貫して行う仕組みを構築。周辺では農業も行い、農薬不使用のお米や野菜を栽培する一方、原料となるコットン栽培のプロジェクトを立ち上げ全国の農家・NPOなどと連携した国産コットンの普及を進める。2024年には新たに紡績機を導入。畑から作品まですべてが繋がった「純粋な国産」プロジェクトを始動。さらに羊や山羊、アルパカといった素材が取得できる動物たちとともに暮らし、自給自足的な循環型の経営を目指す。「産地から興す新しいものづくりのかたち」として2021年度グッドデザイン賞受賞。
11:00~17:00
月・火曜日
JR「日本へそ公園駅」から徒歩10分