和宗総本山・四天王寺は、推古天皇元年(593)に聖徳太子が創建した日本仏法最初の官寺だ。中門・五重塔・金堂・講堂を南北一直線に配し、回廊が囲む「四天王寺式伽藍配置」は、日本最古級の建築様式である。源流は中国・朝鮮半島にあり、6~7世紀の大陸様式を今に伝える貴重な伽藍美を体感できる。毎月21日は大師会、22日は太子忌の縁日で、特に21日には境内に約300の露店がずらりと並ぶ。歴史と祈り、賑わいが響き合う二日間は必見だ。五重塔に上り、伽藍の軸線と大阪の街並みを一望するひとときもおすすめ。古と今が交差する聖地である。
4月~9月/8:30~16:30 10月~3月/8:30~16:00
中心伽藍/大人500円、高校生300円、中小生無料 本坊庭園/大人300円、高中小生200円
地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」4番出口から南へ徒歩5分