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大阪上町台地にある能楽堂。第二次世界大戦の戦渦を逃れ、能舞台は当初のまま組み直したもので、能楽の音楽的特質を考慮して残響時間を約1秒に設定、橋掛りの背景は大阪城のもっとも大きい石垣を実物大に写し取ったものにするなどの工夫がなされている。三間四方の能舞台を持ち、中世風意匠の蟇股(かえるまた)や華やかな渦紋が随所に施された、材工ともに質の高い能舞台。舞台の鏡板の老松は、日本画家・大塚春嶺(しゅんれい)の揮毫。定期公演をはじめ、能や狂言、囃子に関するセミナー、講座なども開催する。国登録有形文化財。