岩屋山に鎮座する真言宗の古刹。用明天皇の丁未年(587年)、聖徳太子が自刻の毘沙門天を祀ったのが創始と伝えられ、足利尊氏とその子義詮がこの地に身を寄せたことが「太平記」に記されている。山門の金剛力士像(仁王像)は仁治3年(1242年)肥後法橋定慶の作で、国の重要文化財に指定されている。紅葉の名所としても知られる。
8:30~16:30
無料(11月を除く)
JR福知山線「谷川駅」から「坂尻行」のバス「山南農協」~徒歩50分、または舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」・中国自動車道「滝野IC」から車約30分