播州赤穂の「御崎」に鎮座する伊和都比売神社は、平安時代に遡り「延喜式神名帳」にも御祭神の御名である「伊和都比売大神」が記される延喜式内社です。 かつて御崎は塩田が広がり、新浜村と呼ばれ、明治以降は赤穂緞通の生産地としても知られました。 御祭神は播磨一宮・伊和神社の大己貴神の姫神様、また伊勢外宮の豊受大神と同一視されることもあります。御本殿は浅野内匠頭長矩が赤穂藩を治める1683年に完成し1930年に現在地に移築、拝殿は再建されました。海の神様として大漁祈願や航海安全、また日露海戦の折に東郷平八郎元帥海軍大将が参詣・祈願し見事に勝利を納めた事から勝負事のご利益、そのご利益の中でも縁結びの神様としての崇敬が厚く特別な御朱印や姫守りも受けて帰られる方が多いです。神社の南には石造りの大鳥居が立ち、瀬戸内海の穏やかな波と小豆島を望むことができます。また、境内東側の階段は「きらきら坂」に続き、観光名所となっています。
9:00〜12:00 13:00〜16:00
参拝は毎日可能 社務所対応不可日は神社公式Instagramストーリーズハイライト等参照
JR赤穂線「播州赤穂駅」からバス15分