藤原道長の没後、長元3年(1030年)に長女彰子の発願により、道長建立の法成寺の一郭に「常行三昧堂」として建立されたことに端を発する。法成寺境内の東北にあったことから「東北院」と呼ばれる。幾度となく火災にあうがその度に再建され、現在の建物は明和7年(1770年)に安津宮御所を寄贈されたもの。時宗への改宗については、江戸時代の「時宗藤沢遊行末寺帳」に、総本山清浄光寺(遊行寺)の末寺として記録が残っている。最澄が彫ったと伝わる本尊の「大弁財天」のほか、藤原道長像、愛染明王像、歌人・和泉式部が植えたと伝わる白梅の老木「軒端の梅」などがある。
10:00~16:00(在寺の時のみ)
参拝無料(一部施設の拝観は要確認)
JR・近鉄「京都駅」からバス「真如堂前」もしくは「錦林車庫前」~徒歩8分