旧国鉄鍛冶屋線建設などに私財を投じた、豪農の藤井滋吉の豪邸を再生し、「コヤノ美術館 西脇館」として公開している。国登録有形文化財で、県指定景観形成重要建造物でもある。約3000平方mの敷地に、明治23年(1890年)建築の母屋、大正期のモダンな洋館、昭和初期の宮大工が建てた客棟などがあり、明治、大正、昭和の建築物を一堂に観覧できる。館長の小谷野達雄氏が全国から蒐集した、貴重な美術品や民芸品などを企画展示している。冬季限定の「ナイトミュージアム」(完全予約制)では、ライトアップされた幻想的な豪邸の姿も楽しめる。
毎週土日曜/10:00~17:00(12月~2月/10:00~16:00)
平日(祝日の場合も、土日曜以外は休館)、年末年始
一般800円、中小生300円
JR加古川線「西脇市駅」から車約10分