堺市の有形文化財に指定されている「井上関右衛門家住宅」を紹介する歴史資料館。江戸時代、環濠北部エリアには鉄炮鍛冶やその関連職人が集住し、分業により日本でも有数の鉄炮生産が行われていた。堺でもトップクラスの鉄砲取引の実績があった井上関右衛門の住宅は、全国で唯一残る江戸時代の鉄砲鍛冶の作業場兼住居である。江戸時代から近代までの約270年にわたる、2万点を超える鉄炮鍛冶屋敷に伝わる古文書などの資料のうち、代表的な実物資料を展示するほか、「みせの間」や「鍛冶場」などの再現展示、鍛冶場での体験コンテンツなどを通して、「本物のものづくり空間」を体験できる。
10:00~17:00(最終入館16:30まで)
毎週火曜(祝日の場合は翌平日)、年末年始
一般(高校生以上)500円
JR「天王寺駅」から阪堺電気軌道阪堺線「高須神社駅」~徒歩3分