鈴鹿山脈の主峰、御在所岳の中腹(標高400m)に位置する湯の山温泉。養老2年(718年)に薬師如来のお告げにより発見された古湯で、明治10年(1877年)「西南の役」の際に、負傷兵の臨時療養所として利用されたことから、全国にその名が伝わった。温泉街には、御在所ロープウエイの山麓駅があり、山上へ登れるほか、主要な登山道の出発地ともなっている。四季折々の自然美に彩られた静かな温泉街で、名古屋や関西の奥座敷として人気を博している。
近鉄湯の山線「湯の山温泉駅」から「湯の山温泉・御在所ロープウェイ駅前行」のバス約10分「終点」下車