大正4年(1915年)、フランス人のJ.R.ドレウェル夫人により建てられ、正式名は旧ドレウェル邸。昭和53年(1978年)に神戸市が購入し、異人館が多く建つ北野エリアの案内センターとして整備した。その際の市民公募で、元住人のオバライン氏の故国ドイツのライン川と、壁面の下見板の美しい直線美にちなんで「ラインの館」と名づけられた。木造2階建の開放されたベランダ、ベイ・ウィンドー、軒蛇腹、よろい戸など、明治時代の異人館の様式をそのまま受け継いでおり、その美しい佇まいは今も人々に愛されている。耐震・防火対策工事を経て、平成31年(2019年)4月にリニューアルした。昭和55年(1980年)、神戸市認定伝統的建造物。
9:00~18:00(最終入館17:45)
2月と6月の第3木曜(祝日の場合は翌日)
入館無料
山陽新幹線・地下鉄「新神戸駅」から徒歩10分もしくはシティーループバス「北野異人館」下車、またはJR神戸線「三ノ宮駅」もしくは阪神・阪急「神戸三宮駅」から徒歩15分