「長久手の戦い」で徳川家康軍が陣を張り、軍議を開いたとされる色金山に、平成8年(1996年)に整備された歴史公園。緑豊かな木立が並ぶ散策道を登ると、戦国時代の砦を思わせる木製の展望テラスがあり、長久手古戦場付近を一望できる。野点広場を有する茶室は、犬山市の国宝茶室「如庵」を模したもので、抹茶を味わえる。山頂の床机石(しょうぎいし)広場には、家康が軍議の際に腰かけたとされる岩がある。床机石の南には、家康方の武将で鴉ヶ廻間(からすがばさま)で戦死した伴若狭守盛兼(ばんわかさのかみもりかね)の墓碑が建つ。南へ徒歩20分ほど行くと、史跡めぐりの起点として親しまれている「古戦場公園」がある。
色金山歴史公園茶室管理棟/9:30~16:00(抹茶の利用は15:30まで)
色金山歴史公園茶室管理棟/毎週月曜(祝休日の場合は翌平日)、12月28日~1月4日
抹茶の利用は有料
地下鉄東山線「藤が丘駅」から「福祉の家行」・「瀬戸駅前行」・「菱野団地行」のバス「岩作」~徒歩5分