伊丹市の国際姉妹都市、ハッセルト市(ベルギー)から1990年に寄贈された鐘(カリヨン)で、JR伊丹駅西側広場に建つ記念塔の上部に設けられた演奏室に、青銅製の43個が設置されており、一般公募により決定した「フランドルの鐘」の愛称で親しまれている。中世フランドル地方を起源とするカリヨンは、複数の鐘を組み合わせて旋律を演奏できるようにしたもので、ベルギーやフランス北部には世界遺産登録されている鐘もある。毎年8月15日(終戦記念日)の「平和の鐘カリヨンコンサート」をはじめ、年に数回、演奏され、清らかに澄んだカリヨンの音が市民を楽しませている。「世界カリヨン連盟(WCF)」登録。2021年6月1日「世界ピースカリヨン」に加盟。※War Memorial and Peace Carillonsホームページ(https://www.peacecarillons.org、英語のみ)
JR宝塚線「伊丹駅」西側ペデストリアンデッキ直結