明石海峡を望む丘陵にあり、旧石器時代から古墳時代まで継続する遺跡であることが確認されている。縄文・弥生時代の遺物が大量に出土しており、大歳山式と称される縄文時代前期の土器の標識遺跡として知られ、弥生時代後期の竪穴住居跡群も発見されている。約1450年前の古墳時代後期のものとされる前方後円墳には、石室があり、周囲から須恵器が多数発見された。一帯は公園として整備され、竪穴式住居や前方後円墳が復元されている。近隣に狩口台きつね塚古墳、舞子古墳群、舞子浜遺跡、五色塚古墳があり、海が近く温暖な気候のこの土地に、約2万年前から人が定住していたことがわかっている。市指定史跡。
山陽電鉄「西舞子駅」から徒歩15分、またはJR神戸線「舞子駅」からバス「舞子坂1丁目」~徒歩5分