和銅3年(710年)から日本の首都であった平城宮。1300年の時を経ながら、非常に良好な状態で現在まで伝わった平城宮跡は、「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されている。唐の長安の都をモデルとした平城京は、道路を碁盤目のように整備し、貴族から庶民までが生活する都市として整備され、その中心の平城宮には、国の中枢である大極殿や朝堂院、内裏などがおかれていた。現在、歴史公園として整備された敷地内には、第一次大極殿や朱雀門が復原され、往時の姿を目にすることができる。平城宮跡資料館、遺構展示館、平城宮いざない館(いずれも入館無料)など、平安宮や奈良時代に関する発掘調査や研究の成果を展示している。
散策自由・施設により異なる
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近鉄「大和西大寺駅」南口から徒歩20分、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄「新大宮駅」・「近鉄奈良駅」から「学園前駅行」の奈良交通バス「朱雀門ひろば前」下車、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から「大宮通りルート」のぐるっとバス「朱雀門ひろば」下車