文豪・志賀直哉(1883~1971年)が、昭和初期に自ら設計し、家族とともに9年間住んだ旧宅。数寄屋風の造りに、洋風の意匠を取り入れた佇まいで、食堂と広い天窓のあるサンルームには、多くの作家や画家が集い「高畑サロン」と呼ばれた。昭和12年(1937年)には、長編小説「暗夜行路」をこの家で完成させた。平成28年(2016年)に、県の有形文化財(建造物)に指定されている。
【3月~11月】9:30~17:30 【12月~2月】9:30~16:30
入館料/一般350円、中学生200円、小学生100円
JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から奈良交通バス約10分「破石町」~徒歩5分