百舌鳥耳原南陵、ミサンザイ古墳、石津ヶ丘古墳とも呼ばれる百舌鳥耳原三陵の一つで、全長約365mの日本で3番目に大きい巨大前方後円墳。仁徳天皇陵古墳よりも古い5世紀前半に造られたとされ、3段築成となる墳丘の前方部は南を向き、西側のくびれ部には造出しが確認されている。正面の拝所と東側の濠沿いの道より、古墳の姿がよく見える。1994年、盾形周濠と堤の外側に、幅約10mの2重目の周濠が発見された。2019年7月、「百舌鳥・古市古墳群」として、ユネスコ認定の世界文化遺産に登録された。
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