東大寺の上院と呼ばれる地区に位置する仏堂で、絶対秘仏である十一面観音を本尊とする。二度の戦火には焼け残ったが、寛文7年(1667年)の修二会の最中に失火で焼失し、2年後に江戸幕府により再建されたものが現在の建物である。2005年12月に国宝に指定された。毎年3月に「修二会(お水取り)」が行われることで有名。
境内自由(お堂は夕方閉まる)※夜間は静粛に拝観すること
拝観無料
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩30分、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から市内循環バス「東大寺大仏殿・春日大社前」~徒歩15分