正式名称は「大報恩寺」。貞久3年(1221年)に義空上人が、本尊の釈迦如来像を安置し、開山したとされる。本堂は国宝に指定されており、安貞元年(1227年)に創建された京洛最古の国宝建造物であり、応仁の乱でも焼けずに残った。堂内には本尊釈迦如来坐像(行快)や十大弟子像10体(快慶)、六観音菩薩像(定慶)ほか、多数の鎌倉時代の重要文化財が残されている。毎年2月のお亀の福にあずかる「おかめ節分」や、12月の諸病封じ「大根焚き」では多くの人で賑わう。
9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)
無休
拝観料/大人600円、大高生500円、中小生400円
京福電鉄「北野白梅町駅」から徒歩15分、JR嵯峨野線「円町駅」から(西ノ京円町バス停)203系統の市バス「上七軒」~徒歩3分、またはJR・近鉄「京都駅」から50系統の市バス「上七軒」~徒歩3分