文化8年(1811年)、峰山藩主・京極高備が讃岐の金比羅権現の分霊を迎え創設。以来丹後一円から「丹後のこんぴらさん」として信仰を集めた。特に丹後ちりめんの集積地として栄えた当地に支えられ、広大な神域と社殿群を有する神社となった。毎年4月9日~10日、7月9日~10日の春夏の大祭には境内は露店で賑わい、10月の神輿渡御行列には町内の山車屋台も繰り出し、丹後の風物詩となっている。紅葉の名所としても知られるほか、日本で唯一といわれる「狛猫」も有名。
京都丹後鉄道「峰山駅」から丹後海陸交通バス「金刀比羅神社前」下車