「篠山城」は、慶長14年(1609年)に徳川家康の命令により、築城の名手であった藤堂高虎が縄張りを手掛け、姫路城城主の池田輝政が総指揮を行い、わずか6か月で築かせた平山城。2000年3月に、城跡二の丸に本格木造建築の大書院が復元された。城周辺の城下町には、茅葺入母屋造の武家屋敷や旧商家が建ち並び、江戸時代末期から大正期に建てられた町家が残る。春はお堀とその周辺に植えられた約1000本の桜が咲き誇り、人々の目を楽しませる。三の丸広場では、丹波篠山の夏の風物詩「丹波篠山デカンショ祭」(8月15日~16日)が開催される。
篠山城大書院/9:00~17:00(受付は16:30まで)
篠山城大書院/毎週月曜(祝休日の場合はその翌日)
大人400円、大高生200円、中小生100円
JR宝塚線「篠山口駅」西口から「篠山営業所行」のバス約15分「二階町」~徒歩5分、または舞鶴若狭自動車道「丹南篠山口IC」から東へ車約10分