正式名称を北野山真福寺宝生院、能信上人の開山による真言宗のお寺で、「大須観音」の愛称で親しまれている。元弘3年(1333年)、後醍醐天皇の勅願により建てられ、のちに家康によって現在の場所に移築された。「大須文庫(大洲文庫)」には、国宝である日本最古の古事記写本や、国の重要文化財に指定されている将門記などを収蔵している。境内の、朱色の柱が美しい本堂や、仁王門が見どころとなっているほか、「華精の鐘(女人梵鐘)」と称される鐘楼堂は、大晦日に除夜の鐘をつく参拝客で賑わう。
6:00~19:00 寺務所/9:00~17:00
地下鉄鶴舞線「大須観音駅」下車、またはJR中央本線「金山駅」から「栄行」の中巡回系統バス~「大須観音」下車