高野山麓の標高450mに広がる天野の里に鎮座する古社で、世界遺産に登録されている。魔除けの赤い色「丹」と水銀をつかさどる女神を祀り、日本書紀にも記述があり1700年以上の歴史を有する。紀伊国一之宮であり、また空海に神領地の高野山を授けたことから、高野山の総鎮守とされる。四殿からなる本殿と楼門は室町期の造営で重要文化財に、境内全域が国の史跡に指定されている。空海を白と黒のご神犬が導いたとの伝承から、この導き犬にちなんだおみくじやお守りが人気。
境内自由 ※授与所/8:45~16:30、祈祷受付/9:00~15:00
参拝自由
JR和歌山線「笠田駅」から車約20分もしくはかつらぎ町コミュニティバス約30分「丹生都比売神社前」下車(コミュニティバスは年末年始運休)