春日山と高円山の谷あいに続く石畳の道で、奈良と柳生を結ぶ旧柳生街道の一部。平安時代から鎌倉時代にかけては南都七大寺の僧たちの修行の場であり、江戸時代には柳生の道場を目指す剣豪たちが往来した。現在は紅葉が美しいハイキングコースとして親しまれ、JR奈良駅もしくは近鉄奈良駅から円成寺までバスで行き、首切地蔵から始まる滝坂の道を歩いて下るコースがおすすめ。沿道各所には謂れのある地蔵や磨崖仏、石窟仏が佇む。円成寺から近鉄奈良駅までは約12km。※円成寺まで/JR「奈良駅」西口・近鉄「奈良駅」から「柳生・忍辱山行」のバス「忍辱山(にんにくさん)」下車
滝坂の道入口まで/JR「奈良駅」から市内循環・外回りのバス約10分「破石町」~徒歩25分