志賀直哉の名作『城の崎にて』で知られる温泉街。今から約1400年以上も前、傷ついたコウノトリが湯浴みしていたことから発見されたとされ、柳並木が風情を盛り上げる大谿川(おおたにがわ)に沿って旅館や土産物屋が並ぶ。城崎の楽しみは、カランコロンと下駄の音を響かせながらの外湯めぐり。一の湯、地蔵湯などがある。城崎ゆかりの文学者の足跡を紹介する城崎文芸館や20か所以上もある文学碑などで、文人墨客の足跡を訪ねるのもいい。城崎温泉ロープウェイで行ける大師山の山頂からの景色はミシュラングリーンガイドで1つ星を、城崎温泉の街並みは2つ星を獲得している。
JR山陰本線「城崎温泉駅」下車