聖徳太子の熊凝精舎(くまごりしょうじゃ)に始まり、飛鳥時代は百済大寺、大官大寺と呼ばれて栄えた。現在地に定まったのは平城京遷都後で、かつては官大寺の筆頭として壮大な伽藍をもち、別名南大寺とも呼ばれていた。南都七大寺のひとつに数えられており、大安寺様式といわれる天平時代の木造十一面観音立像、木造馬頭観音立像、木造四天王立像、木造不空羂索観音立像、木造楊柳観音立像(いずれも重要文化財)など九体の天平仏が安置されている。
8:00~17:00、祈祷・拝観受付/9:00~16:00(祈祷受付/~15:30)
毎年12月31日
大人600円、高校生以下300円
JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から「大安寺行」・「白土町行」・「シャープ前行」のバス「大安寺」~徒歩10分