延暦24年(805年)、桓武天皇の勅命によって最澄(伝教大師)を開基として創建、延暦寺の別院とされた。当初は天台宗、鎌倉時代には浄土宗、室町時代には時宗の寺となり、現在に至っている。本尊は最澄が自ら彫ったと伝えられている准胝観音(じゅんていかんのん)。2頭の龍にまたがった非常に珍しい本尊で、御即位のときのみ御開帳(平常は秘仏)。書院の庭は静かで、紅葉の名所で知られる。境内には、江戸後期の儒学者であり史家でもある頼山陽の墓所がある。
10:00~16:00
毎週木曜 ※変更となる場合あり、最新情報はホームページで要確認
拝観料/高校生以上800円、小人400円
京阪「祇園四条駅」もしくは地下鉄東西線「東山駅」から徒歩15分