白鳳時代に創建され、1300年以上の歴史を持つ古刹。推古20年(612年)聖徳太子の弟、麻呂子親王が創建。のちに豪族當麻氏が現在の地に移築したとされる氏寺で、天平建築を今に伝える。中将姫ゆかりの寺として知られ、中将姫が西方浄土を蓮糸で織り描いたとされる當麻曼茶羅(国宝)を本尊とする。日本最古の塑像・弥勒仏坐像(国宝)や乾漆の四天王像(重文)、中之坊庭園(史跡・名勝)など、幅広い文化財を有するほか、写仏体験によって極楽浄土を体感できる寺院としても知られる。ボタンの寺としても有名。
9:00~17:00
本堂・金堂・講堂1000円、中之坊庭園・霊宝殿500円 ※特別公開などによる変更あり
近鉄南大阪線「当麻寺駅」から徒歩15分