北野天満宮東門の門前に形成された花街で、上七軒と呼ばれ、花街としての歴史は京都で最も古い。室町期の北野天満宮再建の際に残った用材で7軒の水茶屋を建てたのが始まりとされ、狭い通りに面して2階建ての町家が並ぶ。奥まったところに歌舞練場があり、春にはここで北野をどりが催される。学問の神様、菅原道真を祀る北野天満宮は、全国にあまたある「天神さん」の総本社。梅の名所でもあり、一年を通して多くの参拝者が訪れる。
JR嵯峨野線「円町駅」から203系統の市バス「上七軒」~徒歩5分、またはJR・近鉄「京都駅」から50系統の市バス「上七軒」~徒歩5分