真言宗大覚寺派の本山。正式には旧嵯峨御所大本山大覚寺と称し、嵯峨御所とも呼ばれる。平安初期、嵯峨天皇が、檀林皇后とのご成婚の際、新居として建立したのが、大覚寺の前身となる離宮嵯峨院である。嵯峨院が大覚寺となったのは、嵯峨天皇の孫にあたる恒寂入道親王を開山として開創した貞観18年(876年)である。嵯峨天皇が浄書した般若心経が勅封として奉安され、般若心経の根本道場として知られる。いけばな発祥の花の寺でもあり、「いけばな嵯峨御流」の総司所(家元)でもある。時代劇のロケ地としても有名。
9:00~17:00(受付は16:30まで)
無休 ※寺内行事により内拝不可日有
参拝料/お堂エリア:大人500円、高中小生300円、大沢池エリア:大人300円、高中小生100円
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」北口から徒歩20分、またはJR・近鉄「京都駅」から「大覚寺行」の市バス「大覚寺」下車、または阪急「嵐山駅」から市バス・京都バス「大覚寺」下車