6世紀末、蘇我馬子により建立された日本最古の寺といわれる法興寺(飛鳥寺)が平城遷都により移建され、元興寺と名を改めた。現存する建物は僧坊遺構の極楽堂と禅室のみで、ともに国宝。極楽堂と禅室屋根の一部には飛鳥時代・奈良時代の瓦や構造材にも当初のものが今もなお使われており、法輪館にはさまざまな国宝や重文が保存されている。1998年12月、古都奈良の文化財として世界遺産に登録された。
9:00~17:00(拝観受付は16:30まで)
無休
大人700円、中高生500円、小学生300円
近鉄奈良線「近鉄奈良駅」から徒歩12分、またはJR「奈良駅」から徒歩20分、またはJR「奈良駅」から市内循環バス「田中町」~北へ徒歩5分