昭和11年(1936年)5月に、天王寺公園内に開館した美術館。敷地は住友家の本邸があった場所で、本館の建物は登録有形文化財に指定されている。本館と地下の天王寺ギャラリーから構成され、仏教美術、光琳資料、近世の漆工芸からなる「日本美術」と中国絵画、石仏などからなる「東洋美術」がコレクションの中心で、国宝・重文を含む約8700件を所蔵する。本館3階には美術研究所があり、素描の実技研究などを行う。2025年3月のリニューアルオープンでは、新エントランスや慶沢園を望むテラスが新設、カフェやミュージアムショップが開設、展示室の設備などが一新され、より親しみやすく「ひらかれたミュージアム」となった。
9:30~17:00(入館は16:30まで)
毎週月曜(祝休日の場合は翌平日)、年末年始 ※展覧会により異なる
大人500円、大高生200円、中学生以下および障がい者手帳等をお持ちの方(介護者1人を含む)は無料 ※特別展、特別陳列などの料金は別途定める
JR「天王寺駅」中央口改札もしくは地下鉄御堂筋線「天王寺駅」もしくは地下鉄谷町線「天王寺駅」15・16・17号出口もしくは近鉄南大阪線「大阪阿部野橋駅」西改札から北西へ徒歩10分