ルーヴル美術館のガラスのピラミッドなどで世界的に知られる、I.M.ペイ設計による美術館。東晋の詩人、陶淵明の「桃花源記」に描かれた桃源郷の世界をモティーフに建設された。古代エジプトの王妃アルシノエ2世像や、世界最大級のガンダーラ仏立像など、シルクロードをテーマにオリエントの古代美術を展示する南館と、企画特別展、または仏教、茶道美術、蒔絵、漆工などの日本古美術を展示する北館に分かれる。美術館棟は、周囲の景観との調和を図るために建築容積の80%以上を地下に埋設し、建物の上に豊かな森を復元しており、自然と一体化した建築も魅力のひとつ。30万坪の敷地を持ち、春は枝垂れ桜のプロムナード、秋は紅葉が美しい。
10:00~17:00(入館は16:00まで) ※変更となる場合あり(詳細はホームページ参照)
開館期間中の毎週月曜(祝日の場合は翌平日)、12月中旬~3月中旬、展示替えのための休館日
特別展開催時(常設展含む)/大人1300円、大高生1000円、中学生以下無料 ほか ※オンラインチケットあり(詳細はホームページ参照)
JR琵琶湖線「石山駅」から「MIHO MUSEUM行」の帝産バス約50分「終点」下車、または新名神高速道路「信楽IC」から車約15分