勢田川の水運を利用した物資の集積地・問屋町として発展。江戸時代には「伊勢の台所」と呼ばれて繁栄した。今も川に沿って石段のある昔ながらの商家や白漆喰壁、黒板塀の蔵が残り、「蔵の町」の姿をとどめている。全盛期の問屋街の代表的な商家を修復、公開しているのが「伊勢河崎商人館」。川に面した3つの蔵、商家の和室や茶室が見られる母屋、商業の道具を展示した内蔵資料館などがあり、伊勢と河崎の歴史と文化に触れることができる。
伊勢河崎商人館/9:30~17:00
伊勢河崎商人館/毎週火曜(祝日の場合は、翌日休館)
伊勢河崎商人館は入館有料
伊勢河崎商人館まで/JR参宮線・近鉄山田線「伊勢市駅」から「今一色行」または「鳥羽行」バス約5分「河崎百五前」~徒歩5分