大阪府高槻市の自然豊かな山中に、1300年鎮座する天台宗寺院。日本で最古級とされる開運福徳の神、毘沙門天像三体が御本尊で、近畿の霊場「七高山」の一つとして、神峯山では古くから多くの修験者が厳しい修行に打ち込んだ。平安時代には皇族、戦国時代には武将、江戸時代には一般庶民や大坂商人からも信仰されるなど、時代により変化を続けながら崇められてきた。連続護摩修行「毘沙門不動護摩」が、2011年2月27日より毎日欠かさず行われており、祈りを絶やさぬ寺院として知られる。四季折々に花々が咲き乱れ、特に秋は紅葉の名所として有名。例年11月上旬になると、参道に立ち並ぶ約20種類300本の木々が境内を色鮮やかに染め上げ、「神峯山寺紅葉狩り」が開催される。
9:00~17:00
境内自由(紅葉時期のみ400円)
JR京都線「高槻駅」から「原大橋行」のバス「神峰山口」~徒歩20分、または名神高速道路「高槻IC」から車約15分