明日香村にある奈良文化研究所の施設。第1展示室には、仏教伝来と蘇我氏、飛鳥の宮殿、律令国家への歩み、飛鳥の古墳、飛鳥の寺院の5つのコーナーが設けられ、日本に仏教が伝わった6世紀から、奈良に都が移った8世紀初頭までの飛鳥の歴史と文化について、古墳の出土遺物など考古資料、美術資料、写真パネル、模型などで解説している。第2展示室では、初期仏教寺院の山田寺にスポットをあてた展示をしている。特集展示室では、高松塚古墳の発掘調査により明らかになった石室の姿や、壁画保存環境の劣化原因、石室の解体作業について紹介している。前庭には、須弥山石(しゅみせんせき)、石人像、酒船石などのレプリカが配置され、四季折々の花が楽しめる。
9:00~16:30(入館は16:00まで)
毎週月曜(祝休日の場合は翌日)
一般350円、大学生200円、高校生以下無料 ※特別展示は臨時に料金設定の場合あり
近鉄「橿原神宮前駅」もしくは「飛鳥駅」から奈良交通明日香周遊バス「飛鳥資料館」下車、またはJR桜井線「桜井駅」から「石舞台行」のバス「飛鳥資料館」下車