失明を乗り越えて来日した唐僧鑑真が開いた寺。境内には金堂、講堂、宝蔵、経蔵、鼓楼(いずれも国宝)をはじめとする伽藍が立ち並んでいる。天平彫刻の傑作も数多く安置されており、中でも鑑真和上像(国宝)は国内に現存する最古の肖像彫刻として安置されている。例年4月下旬から5月上旬には瓊花(ケイカ)の見頃に合わせて御影堂の供華園が開園するほか、例年6月中旬から7月下旬にかけて見頃を迎えるハスの名所としても知られる。1998年12月には「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録された。
8:30~17:00(拝観受付は16:30まで)
大人1000円、高中生400円、小学生200円
近鉄「西ノ京駅」から徒歩8分、またはJR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から奈良交通バス約17分「唐招提寺」すぐ