藤原鎌足の遺骨を摂津国阿威山から改葬し、鎌足の長男が木造十三重塔(重要文化財)を建てたことに始まる藤原鎌足を祀る神社。社名は鎌足と中大兄皇子が蘇我入鹿を暗殺するために談合した「談い山」からとったものといわれる。多武峰の山中には楼門(重要文化財)、本殿(重要文化財)、権殿(重要文化財)をはじめとする朱塗りの美しい社殿が立ち並ぶ。飛鳥法興寺の蹴鞠会(けまりえ)において、藤原鎌足公が中大兄皇子とはじめてまみえ、「大化改新」の発端となった故事による「けまり祭」が春と秋に行われる。新緑のもみじや秋の紅葉の名所。
8:30~16:30
大人600円、小学生300円
JR桜井線・近鉄「桜井駅」から車約30分もしくは「談山神社行」のバス約25分「談山神社」~徒歩3分