熊野三山の一つで、お燈祭や御船祭など古式ゆかしい特殊神事が色濃く伝わる古社。太古に神倉神社のご神体ゴトビキ岩を、原始信仰の中心として崇め祀り、その後、景行天皇58年(128年)に現在の社地に初めてお社を建て、熊野の神々を祀った。このことから、この地が「新宮」と呼ばれるようになったとされる。熊野神宝館は、古神宝など国宝を多数含む1200点余りを収蔵し、一部を展示している。境内には、樹齢千年のご神木、梛(なぎ)がそびえる。
5:00~17:00(授与所/8:00~17:00)
JRきのくに線「新宮駅」から徒歩15分もしくは熊野御坊南海バス新勝線「速玉大社前 」下車