奈良時代に聖武天皇の勅願により、僧・行基が開いたとされる真言宗の寺院。通称「宝寺」という。鎌倉時代の傑作といわれる本尊の十一面観音像をはじめ、閻魔王と眷属御影など寺宝が多い。参道沿いの三重塔は、羽柴秀吉が山崎の合戦の際に一夜にして建てたといわれ、美しい桃山建築様式を今に伝える。古式ゆかしい2月の「星供節分会」や、鏡餅に写った自分の姿を見て鬼が退散するという4月の「大厄除追儺式(鬼くすべ)」も見もの。
9:00~16:00(拝観15:30まで) ※法要などの場合はその時間拝観を中止
無休
境内参拝無料、閻魔堂拝観料/400円
JR京都線「山崎駅」もしくは阪急「大山崎駅」から徒歩15分