熊野三山の一つ、熊野那智大社の東隣に隣接する寺院で、西国三十三所札所巡礼の第一番礼所でもある。如意輪観世音菩薩を本尊として祀る本堂は、天正18年(1590年)、豊臣秀吉によって再建されたもので、桃山時代の建築様式をとどめる、紀南で一番古い建造物として、国の重要文化財に指定されている。境内の尊勝院の入口にある不開門は、唐破風の四脚門で有名。那智の滝との調和が美しい、三重の塔も必見。平成16年(2004年)に世界遺産に登録された。
7:00~16:30、青岸渡寺三重塔/9:00~16:00(最終受付15:40)
青岸渡寺三重塔/大人(高校生以上)500円、小中学生300円、幼児以下無料
JRきのくに線「紀伊勝浦駅」から「那智山行」の熊野御坊南海バス約25分「那智山」~徒歩15分