兵庫県北部、但馬地方の新温泉町にある湯村温泉。春来川沿いに開けた静かな温泉街で、今から約1200年前に、慈覚大師により開かれたと伝わる由緒ある湯治場。白い湯けむりをあげる「荒湯」と呼ばれる源泉は98度と高く、湯量も豊富で、温泉施設だけでなく一般家庭にも供給されている。名物の荒湯で茹でた玉子はぜひ食して帰りたい。ドラマ「夢千代日記」の舞台であったことから注目され、荒湯近くにある夢千代像の前は観光客があとを絶たない。
JR山陰本線「浜坂駅」から「湯村温泉行」の町民バス約25分「終点」下車
泉質-ナトリウム-塩化物・硫酸塩・炭酸水素塩泉(低張性・弱アルカリ性高温泉)/無色透明、わずかな苦味有/泉温-98度/効能-(浴用)神経痛、関節痛、筋肉痛、消化器病、皮膚病、慢性婦人病、疲労回復など(飲用)慢性消化器病、慢性便秘、痛風、慢性胆のう炎、胆石症、肥満症など