奈良時代の名作、国宝の十一面観音で有名な聖林寺。藤原家の氏寺、妙楽寺(現・談山神社)の別院として創建された古刹。古い伽藍を尽く失っているが、天平以降各時代の仏像や仏画を今に伝え、本尊には安産・子授けの祈願仏、霊験あらたかな大きな石地蔵を祀っている。門前からは卑弥呼のお墓ともいわれる箸墓など、古墳を含む大和盆地の東半分と山辺の道、三輪山を一望できる。
9:00~16:30
拝観料/大人(中学生以上)600円、小学生300円
JR桜井線・近鉄大阪線「桜井駅」から車約9分もしくは「多武峯行」・「談山神社行」のバス約10分「聖林寺前」すぐ