昭和7年(1932年)、約300種の萬葉植物を植栽する、日本で最も古い萬葉植物園として開園。万葉集に登場する草花の詳しい解説や、歌とともに公開している。約3ha(9000坪)の園内は、萬葉園、五穀の里、椿園、藤の園に大きく分けられており、中央にある池の中ノ島には『臥龍(がりゅう)のイチイガシ』と呼ばれる老巨樹(奈良市指定文化財)が根をはる。春日大社の社紋である藤の花は、20品種、約200本。目の高さで咲くその優雅な姿もまた、見る人を楽しませる。
9:00~16:30(入園は閉園30分前まで)
4月~5月/無休、6月~3月/毎週火曜(祝休日と重なった場合は開園)
入園料/大人(高校生以上)700円、小人(小中学生)300円
JR「奈良駅」もしくは近鉄「近鉄奈良駅」から市内循環外回りの奈良交通バス「春日大社表参道」~徒歩10分