約400年にわたり「茶の湯釜」の伝統と技を守り続ける千家十職の釜師である大西家に伝わる茶の湯釜をはじめとする茶道具類を公開する美術館。美術館のある京都の三条釜座は、平安時代からの鋳物町で、かつて多くの釜師が軒を連ねたこの地では、大西家を含む2軒が現在も釜づくりを行っている。春、秋の二季に開館され、会期中には、十六代清右衛門が席主をつとめる茶会や、茶の湯釜の名品をじかに手にふれて楽しむことのできる鑑賞会なども開催している。
11:00~16:00(入館は15:30まで)
毎週日曜、臨時休館日、夏季、冬季
一般900円、大学生700円、高校生400円、中学生以下無料 ※茶席一客500円~700円
地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」6番出口から三条通西へ徒歩5分、またはJR・近鉄「京都駅」から9・12・50・67系統の市バス「堀川三条」~徒歩5分