紀伊半島の南西部の海岸沿いに湧く白浜温泉。1300年余りの歴史を持つ由緒ある温泉地で「日本書紀」や「万葉集」にも「牟婁(むろ)の温湯」の名で記載がある。斉明、持統、文武天皇など多くの宮人たちが訪れていたという。大小さまざまな宿泊施設が数多くあり、熱海、別府と並んで全国屈指の観光温泉とされる。湯量は豊富で共同浴場は6ヶ所、水着着用の露天風呂などもあり気軽に湯めぐりを楽しむことができる。名勝「千畳敷」や「三段壁」、白浜のシンボル「円月島」など自然が造りだした美しい景観も見もの。
JRきのくに線「白浜駅」から「新湯崎行」・「三段壁行」のバス約20分「白良浜」~徒歩5分