天文6年(1537年)、木曽川の畔の小高い山に築城された城で、織田信長の叔父にあたる織田信康が木之下城より城郭を移して築いたのが始まりとされる。城主は次々と代わり、江戸時代に入って、尾張徳川家の重臣である成瀬正成が拝領し、現在の天守の姿に改良された。現存最古の天守は、前期望楼型天守の特徴を備え、国宝に指定されている。最上階からは、城下町や木曽川を一望することができ、春は桜並木道、秋は紅葉と、四季折々の景色を望める。
9:00~16:30(閉門は17:00)
大人550円、小人110円
名鉄犬山線「犬山遊園駅」から徒歩15分、または名鉄犬山線「犬山駅」から徒歩20分