慶雲元年(704年)の創建で、開基は真応上人。現在の本堂は安永3年(1774年)の建築だが、厨子に安置された本尊の「木造聖観世音菩薩」は、平安期のもの。天橋立を一望できる境内には、鎌倉時代の形式をそのままに復元した五重塔や「一願一言地蔵」、龍が住むといわれている底なしの池などがある。成相寺への主要な参詣道であった「成相本坂道」も再整備され、ハイキングルートとして親しまれている。紅葉の名所としても知られる。西国霊場三十三所の第二十八番札所。
8:00~16:30
入山料/500円、中学生以下無料
京都丹後鉄道「天橋立駅」から天橋立観光船~ケーブルカー「傘松ケーブル下」~登山バス「成相寺」下車