猿田彦大神は天孫瓊々杵命(ににぎのみこと)を御案内された後、伊勢の地を中心に国土の開拓・経営に尽くされた地主神。また大神の御裔の大田命は、皇女倭姫命が神宮御鎮座の地を求めて巡歴されたときに五十鈴の川上の地をたてまつり、伊勢の神宮が創建されたと伝えられる。すべてのことに先駆け、人々を善い方へ導き、世の中の行方を開く「みちひらき」の神として信仰を集め、方位除・災除・地鎮・事業繁栄・交通安全・開運などの祈祷が連日行われている。毎年5月5日に古い伝統にもとづいて御田祭が斎行。
JR参宮線・近鉄「伊勢市駅」から「外宮内宮循環」バス「猿田彦神社前」下車、または近鉄「宇治山田駅」から「外宮内宮循環」バス「猿田彦神社前」下車