天平神護2年(766年)に稱徳天皇の開基により、東山の地に愛宕寺が建立されたことが始まり。平安の初め、天台宗の僧千観内供(918~984年)により再興され、比叡山の末寺となる。本堂(重要文化財)は、鎌倉中期の再建によるもので、大正11年(1922年)に現在の嵯峨の地へ移築された。厄除け千手観音を本尊とし、境内に1200躰の表情豊かな石造の羅漢さんが並び、訪れる人々の心を和ませる。
9:00~16:15
毎週水曜(祝日の場合は開山)
拝観料/500円(小中学生無料)
JR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から徒歩5分「野の宮」~「清滝行」の京都バス「おたぎでら前」下車、またはJR嵯峨野線「嵯峨嵐山駅」から車約5分